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動物病院の求人に応募が来ない。求人媒体に頼らないSNS採用の始め方を解説!

「求人を出しても、ひと月たっても応募がありません」
「やっと面接まで来てくれた人に、辞退されてしまいました」
「求人サイトの掲載費だけが、毎月出ていきます」

動物病院を運営していると、こうした採用の悩みは尽きないものです。

私たちも動物病院の情報発信を現場で支えるなかで、院長先生から同じ声を何度もうかがってきました。

応募が来ないのは、けっして先生の病院に魅力がないからではなく、魅力の伝え方と伝える場所が変わってきているだけなのです。

求人サイトに掲載するだけでは届かない相手が、今は確実に増えています。

そのため、この記事では求人媒体だけに頼らず、SNSを使って採用につなげる始め方を順を追ってお伝えします。

特別な道具や大きな予算は必要ありませんので、ぜひチェックしてみてください。

目次

なぜうちの動物病院の求人に応募が来ない?採用に問題がある?

なぜうちの動物病院の求人に応募が来ない?採用に問題がある?

応募が来ない背景には動物病院ならではの事情があります。

まずは、いまの採用の現場で何が起きているのかを整理してみましょう。

原因が正しく見えてくると打つべき手もはっきりしてくるので、やみくもに求人費を増やす前に、ここを押さえておきたいところです。

病院の数に対して、働く人が足りていない

農林水産省の統計によると、犬や猫を診る動物病院は全国で1万2千件を超えています。

一方で、小動物の診療にあたる獣医師は、およそ1万6千人ほどなので、単純に割ると1つの病院あたり1人強という計算になります。

動物看護師を加えても、多くの病院がぎりぎりの人数で日々を回しているのが実情です。

さらに、2022年には動物看護師が「愛玩動物看護師」という国家資格になりました。

専門職としての地位は上がりましたが、資格を持つ人材の取り合いは、以前よりも激しくなっており、学校で学んだ人が現場の戦力になるまでには数年の時間がかかります。

つまり、働き手そのものが少ないという土台が、業界全体に広がっている状態なので、1人が抜けただけで現場が一気に苦しくなります。

応募が集まりにくいのは、こうした構造が根っこにあるからだと知っておくことが第一歩です。

条件を並べるだけでは、選ばれない時代

かつては、給料や休日を並べただけの求人票でも、それなりに応募がありました。

しかしいまは、似たような条件の病院がいくつも並んでいますよね。

正直なところ、数字だけで比べられると、規模の大きい病院や、給料の高い病院に目が向きがちです。

小さな地域の病院が、同じ土俵で数字だけを競っても、なかなか勝てません。

では、どうすれば選んでもらえるのでしょうか。

答えは、条件では伝わらない「その病院らしさ」を見せることにあります。

院長先生の考え方、スタッフ同士の関係、日々の仕事の様子などのこうした空気こそが、求職者の心を動かす材料になります。

資格を持つ人ほど「どんな病院で長く働けるか」を慎重に選ぶ時代です。

選ぶ側の目が厳しくなったいまだからこそ、そこが大きな差になってきます。

動物病院の採用に応募が来ない理由は?どうすれば募集に来る?

動物病院の採用に応募が来ない理由は?どうすれば募集に来る?

実際の求人票を見せていただくと、応募が来ない病院にはいくつかの共通点があります。

ここでは代表的なものを三つ取り上げます。

どれも直すのはむずかしくないので心当たりがないか、確かめながら読んでみてください。

給与・休日・勤務地しか書かれていない

応募が集まらない求人票の多くは、給料や休日、勤務地といった条件だけで終わっています。

もちろん、こうした情報は求職者が必ず確認する大切な項目ですが、条件だけでは「どの病院も同じに見える」という問題が起きてしまいます。

読んだ人の記憶に残らず、比べる対象にすら入らないのであれば、せっかく掲載してもすれ違ってしまいます。

求職者が本当に知りたいのは、そこで働く自分の姿を想像できるかどうかです。

どんな一日を過ごし、どんな仲間と働き、どんなふうに成長できるのか。その手がかりがない求人票は、条件がよくても静かに読み飛ばされてしまうのです。

一緒に働く人の顔が見えない

求職者、とくに若い世代がいちばん気にするのは、人間関係です。

どんなに設備が新しくても、一緒に働く人が見えなければ不安はなかなか消えません。

院長先生がどんな人柄なのか。先輩スタッフはどんな雰囲気なのか。それが伝わらない求人票は、応募の一歩手前で止まってしまいます。

文字だけで、人柄や現場の空気まで伝えるのは、そう簡単ではありません。

だからこそ、写真や動画で現場を見せられるSNSが力を発揮します。

人が見えて、はじめて「ここで働いてみたい」という気持ちが芽生えるので、求人票の外側でその気持ちを育てておくことが採用への近道になるのです。

検索しても、病院の情報が出てこない

気になる求人を見つけた求職者は、次に病院の名前で検索します。

そこで出てくる情報が古かったり、少なかったりすると、それだけで不安になります。

ホームページの更新が止まっていれば「今も大丈夫かな」と感じてしまう場合もあるでしょう。

SNSがまったく動いていなければ、様子がわからず、応募をためらう理由になります。

求人票そのものは悪くないのに、周りの情報が足りずに取りこぼしてしまうことはとてももったいないパターンです。

求人を出すなら、名前で検索したときに見える情報も、あわせて整えておくことが欠かせません。

動物病院への求職者は応募する前に、SNSでチェックする

動物病院への求職者は応募する前に、SNSでチェックする

いまの求職者は、求人票を読んで終わりではありません。

応募する前に、必ずと言っていいほど病院を下調べをしています。

その主な舞台が、SNS(Instagramなど)です。

ここを味方につけられるかどうかが、採用の分かれ道になります。

若い人は「探す」より「確かめる」ためにSNSを使う

ひと昔前は、気になる病院があれば検索エンジンで調べるのが一般的でした。

いまは、その確認の場がSNSに移っています。

求人を見つけたあと、病院のアカウントをのぞいて、雰囲気を確かめる流れが、すっかり当たり前になりました。

そこで投稿が止まっていたり、そもそもアカウントがなかったりすると、どうなるでしょうか。

求職者は様子がわからず、不安を抱えたまま応募をためらってしまいます。

求人票が入り口だとすれば、SNSは求職者が「本当にここでいいのか」を確かめる場所です。

ここのSNSが空っぽで何もない状態だと、確かめようがなく、そのまま離れていってしまいます。

せっかく興味を持ってくれた人を逃さないためにも、見せる準備が必要なのです。

求人票に書けない「空気」を伝えられる

SNSの強みは、文字だけの求人票では伝えきれない情報を届けられることにあります。

スタッフが動物と接する様子、朝礼のひとこま、院内の何気ない笑い声。

こうした日常こそが、働く場所を選ぶ人にとっては何よりの判断材料になります。

私たちが情報発信をお手伝いしている動物病院の現場でも、それを実感しています。

投稿を通じて「人が見える」ようになると、応募や問い合わせの空気が少しずつ変わってくる場面を何度も見てきました。

大切なのは、上手な写真や凝った動画ではありません。

飾らない現場の様子を、続けて見せていくことで、求職者が抱く安心感は大きく変わってきます。

求人媒体に頼らない動物病院のSNS採用の始め方(インスタグラム採用)

求人媒体に頼らない動物病院のSNS採用の始め方(インスタグラム採用)

ここからは、実際にSNSで採用につなげるための始め方をお話しします。

順番に整えていけば、人手の限られた小さな病院でも十分に取り組めます。

集客の発信と、採用の発信は分けて考える

多くの病院が最初につまずくのが、この点です。

ペットの飼い主さんに向けた集客の投稿と、働きたい人に向けた採用の投稿は、伝えたい相手も内容もまったく違います。

飼い主さんが見たいのは、病気の予防や病院の情報、問題ないかです。

一方で求職者が見たいのは、職場の雰囲気や働く人の姿です。

同じ投稿に混ぜてしまうと、どちらの相手にも中途半端にしか届きません。

はじめから完全に分ける必要はありません。

ただ「いまはどちらに向けた投稿なのか」を意識するだけで、内容の軸がぶれなくなります。

慣れてきたら、採用専用のアカウントをつくるのも一つの方法です。

目的がはっきりすると、投稿のネタにも迷いにくくなり、相手を一人に絞って語りかけるほど、その言葉は深く届くものです。

まずプロフィールと、採用ページへの入り口を整える

投稿を増やす前に、やっておきたいことがプロフィール欄を整えることです。

求職者は、投稿より先にプロフィールを見て、その病院がどんな場所かを判断します。

ここに「スタッフ募集中」であることや、どんな仲間を求めているかを、ひとことでも書いておきましょう。

あわせて、採用ページや応募先への入り口をプロフィールから一目でたどれるようにしておきます。

せっかく投稿に興味を持ってもらえても、次にどこへ進めばいいかがわからなければ、そこで足が止まってしまいます。

見た人が迷わず応募までたどり着ける道すじを、先に用意しておく一手間が、応募の数を大きく左右します。

投稿のネタは「働く人の毎日」から

いざ投稿となると、何を出せばいいか迷う先生は多いものです。

おすすめは、特別なことではなく「働く人の毎日」を切り取ることです。

スタッフの一日の流れ、入ったばかりの人の声、院長先生が大切にしている考え方などこうした等身大の内容は、求職者が自分の未来を重ねやすく、心に残ります。

反対に、宣伝ばかりの投稿は、働きたい人の気持ちにはあまり響きません。

無理に毎日更新する必要もありません。

月に数回でも、続けて現場の空気を届けていくことが大切です。

その小さな積み重ねが、いつか「ここで働きたい」と思う一人につながっていきます。

まずは一枚の写真から、気軽に始めてみてください。

まとめ:動物病院の求人媒体は入口、SNSは応募の決め手になる

まとめ:動物病院の求人媒体は入口、SNSは応募の決め手になる

動物病院の採用は、働き手そのものが少ないうえに、選ぶ側の目も厳しくなっています。

条件を並べた求人票だけでは、なかなか選んでもらえません。

求人媒体はあくまで入口であり、最後の決め手になるのは「その病院らしさ」が伝わる発信です。

求職者は応募する前に、必ずSNSで病院を確かめています。

だからこそ、集客と採用の発信を分け、プロフィールと入り口を整え、働く人の毎日を届けていく。

この積み重ねが、求人費に頼りきらない採用への近道になります。

なお、この流れは歯科医院の採用でも同じことが起きています。

歯科医師や歯科衛生士のSNS採用って応募はくる?歯科医院のSNS採用方法!

関心があれば、あわせてお読みください。

とはいえ、日々の診療のかたわらで発信まで手が回らない、という先生も多いはずです。

何から手をつければいいか、迷ってしまうこともあるでしょう。

合同会社ウェールは、地域の動物病院の採用と情報発信を、現場に寄り添いながらお手伝いしています。

むずかしい専門用語を並べるのではなく、先生の病院らしさを一緒に言葉にしていく。そんな伴走を大切にしています。

まずは自院の見え方を一緒に見直すところから、始めてみませんか。

\ 初回は完全無料で相談可能 /

合同会社ウェール公式サイトはこちら

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