高い掲載費を払ったのに、応募がこない
やっと採用したのに、思っていたのと違うと言ってすぐに辞めてしまう
正直、今の採用市場は異常です。
どの経営者の方とお話ししていても、みなさん口を揃えて「人が採れない」と嘆いています。
年収500万円の人を採用するのに、紹介会社へ150万円以上払うのが当たり前。
それでも良い人が来てくれればまだマシで、そもそも応募すら来ないことも珍しくありません。
私たちはいつまで、この高額料金を払って、誰かが来てくれるのを祈るような採用を続けなければならないのでしょうか?
今回は、そんな現状を打破するための「Instagram採用戦略」についてお話しします。
「いやいや、うちみたいな堅い業種には関係ないよ」と、もしそう思われたなら、少しだけ時間をください。
今回の記事では、Instagramの採用がいいのか詳しくお伝えします。
求人サイトを信じない。自社で採用したい人達はインスタグラムは見ている。

まず、私たち採用する側が直視しなければならない現実があります。
それは、あなたが本当に欲しいと思っている「優秀な人材」ほど、求人サイトをほとんど見ていないという事実です。
見てはいますが、文章を読んでもそれを本当かどうか疑ってる状態もいるでしょう。
ですが、大多数の人は「今の職場に大きな不満はないけれど、もっと良い環境があれば考えたい。」と思っていますよね。
そんな転職ガチじゃないけど、いいところがあればしたい人たちは、わざわざ求人サイトに登録して、毎日メールチェックなんてしません。
では彼らはどこにいるのかですが、Instagram(インスタグラム)にいます。
そして、今の20代や30代は、調べ物をするときにGoogle検索よりも、Instagramのハッシュタグ検索(タグる)を自然に使います。
彼らが探しているのは、綺麗に整えられた求人票の条件ではありません。
「実際に働いている人はどんな顔をしているのか?」
「オフィスの雰囲気は? 休憩中はどんな話をしているの?」
そういった、嘘のないリアルな空気感を探しているのです。
Instagram(インスタグラム)採用がもたらすメリット

この「空気感」を伝えられるInstagramには、従来の求人媒体にはない3つの大きなメリットがあります。
そんなインスタグラムのメリットについても詳しくお伝えします。
1. 偶然の出会いや発見から会社に興味を持ってくれる
求人サイトは「職を探している人」しか見に来ません。
でもInstagramなら、寝る前に何気なくスマホを見ている優秀な人材の目に、あなたの会社の投稿が飛び込む可能性があります。
「あ、この会社の社長、面白そうだな」
「ここの社員さんたち、すごく楽しそうに仕事しているな」
そんな偶然の出会いから、「この会社で働いてみたい」という気持ちを育てることができるのです。
これは、求人サイトにお金を払って待っているだけでは絶対に起きない奇跡です。
2. 採用前に雰囲気を知れるのでミスマッチや離職率も低くなる
採用で一番悲しいのは、せっかく入社したのに「思っていたのと違った」と辞めてしまうことですよね。
これほどお互いにとって不幸なことはありません。
Instagramでありのままの日常。
例えば、忙しい時のバタバタした様子や、真剣な会議の風景、あるいは社員同士の他愛ない雑談を見せておくことで、応募者は「自分に合いそうか」を勝手に判断してくれます。
結果として、「この雰囲気が好きだ」という人だけが集まるようになり、定着率が劇的に上がります。
3. インスタグラム上に投稿がたまり資産となる
求人広告は、掲載期間が終わればおしまいで、その後は何も残りません。
でもInstagramは違います。
広告費をかけ続けなくても、過去の投稿を見た人が「前から気になっていました」と応募してくる。
そんな「自社だけの採用窓口」を作れるのが、Instagramの最大の強みです。
インスタグラムで実際に採用をするための具体的なステップ

「理屈はわかったけど、何から始めればいいの?」
「SNSなんてやったことないし、続けられる気がしない」
新しいことを始めるのは億劫ですし、何をやったらいいか分からないですよね。
でも、難しく考える必要はありません。
まずは90日、3ヶ月だけ騙されたと思ってやってみてください。
闇雲に投稿するのではなく、この順番で進めれば大丈夫です。
1.誰に投稿を届けるのか決める(手紙を書くのと一緒)
最初の1ヶ月は、コンセプト作りです。
ここが一番大事で、「誰でもいいから来てほしい」は、「誰にも刺さらない」のと同じです。
「実家から通いたい、地元志向の20代エンジニア」
「子育てと両立しながら、バリバリ働きたい30代女性」
たった一人の具体的な相手(ペルソナと言います)を想像して、その人に手紙を書くつもりでアカウントの方向性を決めます。
「どんな人と働きたいか?」を社内で話し合うだけでも、採用基準が明確になるのでおすすめです。
2.生の会社の情報をどんどん伝える。カッコつけない
コンセプトが決まったら、発信スタートです。
ここで気をつけてほしいのは、「カッコつけないこと」です。
大手企業のような洗練された動画なんて要らず、むしろ少し手ブレしているくらいの「ストーリーズ」の方が、人間味があって信頼されます。
- 社員がランチを食べている風景
- 失敗して先輩に励まされている新人の姿
- 社長が夢を語っている飲み会の様子
そんな「日常のワンシーン」こそが、求職者が一番見たいコンテンツです。
フォロワー数を気にする必要はありません。
3.カジュアル面接ぐらいの雰囲気で伝える
投稿が溜まってきて、見てくれる人が増えてきたら、少しだけ背中を押してあげましょう。
ストーリーズで「質問コーナー」をやってみたり、「カジュアル面談」の案内を出してみたり。
いきなり「面接」ではなく、「まずはお茶でも飲みながら話しませんか?」くらいの軽いノリで接点を持つのがポイントです。
インスタグラム運用をする際に絶対にやってはいけないこと

最後に、これだけは気をつけてほしいポイントをお伝えします。
それはよく分からないから「若手や少し得意そうな人に丸投げ」です。
「君、若いからインスタ詳しいでしょ? あとよろしく」が結構よく聞く話で、一番やっちゃダメなパターンです。
Instagram運用は、会社の顔となる「広報」であり、未来の仲間を集める「人事」の仕事です。
会社のビジョンもよく分かっていない若手社員に、その重責を一人で背負わせるのは酷です。
経営者であるあなた自身が関わるか、会社全体で「採用チーム」としてバックアップする体制がないと、絶対に続きません
担当者が孤独にならないよう、「いい投稿だね!」「反応あった?」と声をかけてあげるだけでも、モチベーションは大きく変わります。
まとめ:採用は共感重視へ

採用についても今や時代は変わりました。
給与や休日などの「スペック」だけで人が集まる時代は終わったと言ってもいいかもしれません。
「この会社なら、自分の人生を預けてもいいかも」
「この人たちと一緒に、何かに挑戦してみたい」
そんな「共感」で繋がった採用こそが、会社を強くします。
正直なところ、Instagram採用は、単なるツールの話ではありません。
あなたの会社のありのままの魅力、働いている人たちの雰囲気、そして目指している未来を、正しく世の中に伝えるための経営戦略そのものです。
まずは、スマホを片手に、オフィスの日常を一枚撮ってみることから始めてみてください。
その一枚の写真が、未来の最高のエース社員との出会いを作るかもしれません。
もし、「自分たちだけでやるのは不安だ」「設計の部分だけでもプロの手を借りたい」と思われたなら、いつでも私たちにご相談ください。
貴社の魅力を引き出し、採用につながるストーリーを一緒に紡ぐお手伝いをさせていただきます。
あなたの会社の「もったいない」を「強み」に変える提案をさせていただければ幸いです!


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