「ホームページをリニューアルしたのに、全然問い合わせが増えない」
「SEO対策を業者に頼んでいるけれど、毎月レポートが来るだけで成果が見えない」
「Instagramも始めたけれど、いいねばかりで売上につながっている気がしない」
Webマーケティングを埼玉県内のお客様を中心に展開している合同会社ウェールです。
実際に初めてお会いした経営者の方に、こうしたご相談を結構いただきます。
この場合については、決してサービスが悪いわけでも、商品に魅力がないわけでもありません。
むしろ、お話を伺うと「こんなに素晴らしい技術があるのに、なぜ伝わっていないんだろう」と悔しくなることの方が多いのです。
では、なぜWeb施策を頑張っていても成果が出ないのかについて具体的にこの記事内でお伝えしていきます。
Webサイト、SNSでお客さんを集めても売上に繋がってますか?

WEB集客において、もっとも大切なのはお客さんの最終行動部分をしっかりと整えることです。
つまり、基本的にはWebサイトに手を加えて、そこから徐々にSNSやら集客などのWeb施策をすることになります。
よく使われる例ですが、想像してみてください。
例えば、底に穴が空いたバケツがあります。
そこに一生懸命、水道の蛇口(広告)をひねって水を注いだり、雨受け(SNS)で水を溜めようとしても、水は一向に溜まらないはずです。
WEB集客もこれと全く同じです。
- バケツ=あなたの会社のホームページ(受け皿)
- 水=アクセス(見込み客)
- 穴=分かりにくい構造、使いにくい動線
多くの企業は、バケツの穴を塞ぐ前に、「どうやってもっと水を注ぐか(SEO順位、広告、インスタ投稿)」ばかりを考えてしまいます。
ですが、穴が空いている以上、1000人がサイトに来ても、1000人がそのまま流れ落ちて(離脱して)いくだけなのです。
・・・けっこうもったいないですよね。
今回は、埼玉県の企業サイトを数多く診断してきた私たちが、実際に現場でよく目にする「5つのもったいないポイント」と、その具体的な改善策を解説します。
明日からすぐに実践できる内容ばかりですので、ぜひ自社のサイトを開きながらチェックしてみてください。
1.キーワードで地域名を入れず、全国の競合と戦っている

一番大きく、そして一番修正効果が高いのがこのポイントです。
「戦う場所を間違えている」ケースです。
例えば、あなたが埼玉県の熊谷市でリフォーム会社を経営しているとします。
トップページのタイトルや、ブログ記事のテーマで、こんなキーワードを狙っていませんか?
- 「リフォーム おすすめ」
- 「外壁塗装 費用」
- 「キッチン交換 相場」
- 「注文住宅 間取り」
正直なところ、このキーワードで、中小企業が検索上位を取るのは不可能です。
このキーワードで検索すると、出てくるのは「SUUMO」や「ホームズ」といった超巨大ポータルサイトか、全国展開しているテレビCMクラスの大手ハウスメーカーばかりです。
彼らは毎年、数億円規模の予算を投じてSEO対策をしています。
「埼玉×業種×悩み」でニッチのトップを獲る
中小企業の勝ち筋は、やはりニッチなワードを取りに行くことです。
ここで弊社がおすすめするのはキーワードの中に「地域名」を必ず掛け合わせることです。
「リフォーム」というビッグワードではなく、以下のようなものです。
- 「熊谷 リフォーム 水回り」
- 「行田 外壁塗装 助成金」
- 「深谷 平屋 間取り」
- 「大宮 税理士 相続」
このように、地域名をセットにするだけで、競合は「全国の強敵」から「近所の同業者」に変わるため、勝機もあります。
「でも、地域名を入れると検索する人が減るんじゃない?」
と思うかもしれませんが、確かに検索数(ボリューム)は減ります。
ですが、その検索ワードでいらっしゃるお客さんの質が高まります。
わざわざ「熊谷 リフォーム」と検索する人は、「熊谷でリフォームをしたい」と強く思っている人です。
「リフォーム」とだけ検索して、単にDIYの情報を探しているだけの人とは、本気度が全然違いますよね。
アクセス数は10分の1になっても、問い合わせ数が増える。これが、地域密着企業のSEOの基本戦略です。
まずは自社のサイトを見てみてください。
もし地域名が入っていないようであれば、すぐにWeb担当者に連絡して地域名を入れてもらってみてください。
2. 記事とトップページをつなぐサービスページがない

「記事は頑張って更新している。でも、記事を読んだ人がそのまま帰ってしまう」この悩みも非常に多いです。
これは、サイトの中に「案内役」がいないことが原因です。
例えば、あなたが「雨漏り 応急処置」で検索して、ある工務店のブログ記事にたどり着いたとします。
記事には「ブルーシートのかけ方」が丁寧に書いてあり、「なるほど、助かった」と思って読み終えます。
さて、そのあとあなたはどうしますか?
おそらく、ブラウザの「戻る」ボタンを押して、Googleの検索画面に戻るでしょう。
これが「離脱」です。
せっかく自社のサイトに来てくれたのに、「で、この会社は何をしてくれるの?」「修理を頼むといくらなの?」という情報にたどり着けないため、読者は帰ってしまうのです。
【改善策】サービスごとの「まとめページ」を作る
ブログ記事(個別の悩み解決)の中に必ずサービスを案内するページ(LPとも呼びます)を作成してください。
例えば、スーパーマーケットやデパートを想像してください。
「野菜」という売り場(まとめページ)があり、そこに「キャベツ」「トマト」「きゅうり」という商品(記事)が並んでいるはずです。
もし、商品が店内にバラバラに散らばっていたら、「このスーパーは買い物がしにくい」と帰ってしまうはずです。
Webサイトも同じです。
ブログ記事の下やサイドバーに、必ず「このサービスの詳細はこちら」という案内板を置いてみてください。
- 「外壁塗装の色選びで失敗しないコツ」
- 「サイディングとモルタルの違い」
- 「雨漏りの初期症状チェックリスト」
これらの記事すべてから、STEP2へリンクを貼ります。
- 「〇〇工務店の外壁塗装サービス」
- 私たちのこだわり(手塗り3回など)
- 料金プランの目安
- 施工の流れ
- よくある質問
- お客様の声
ここまでで申し込みやお問い合わせをしたいと思ってもらうことが大切です。
このページがあるだけで、記事で集めたアクセスが、スムーズに検討・相談へと流れるようになります。
まずはサービスページを作ることから始めてみてください!
ブログを100記事書くより、その方がよっぽど効果的です。
3. サイト記事が「行き止まり」で帰ってしまう

先ほどの「構造」の話に近いですが、もう少しミクロな視点、つまり「ページ単位の動線」の話をします。
多くの企業ブログの記事最後は、こうなっています。
「……いかがでしたでしょうか? 参考になれば幸いです。(完)」
WEBサイトを訪れるユーザーは、基本的に「受け身」です。
「次はこちらを見てください」と指定されない限り、自分からメニューバーを開いて「料金表」を探したり、「事例」を見に行ったりはしません。
記事を読み終わった瞬間、次に見るべきものがなければ、無意識に画面を閉じてしまいます。
【改善策】記事の最後に「3つのネクストアクション」を置く
記事の最後、つまり読み終わった直後の場所に、必ず「次のステップ」を用意してください。
おすすめは以下の3点セットです。
1. 関連記事(回遊率アップ)
「この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます」を挿入。
例えば、「費用の記事」を読んだ人には、「失敗しない業者選びの記事」や「工事期間の記事」を勧めます。
サイト内をぐるぐる回ってもらう(回遊する)ことで、会社への親近感と信頼感が高まります。
2. サービス案内(検討へ誘導)
「プロに任せたい方はこちら」を挿入。
先ほど作った「まとめページ」へのリンクです。
記事で悩みを解決したあと、「でも自分でやるのは大変そうだから、プロに頼もうかな」と思った人の受け皿になります。
3. 事例紹介(信頼獲得)
「同じようなお悩みの方の解決事例」を挿入。
論より証拠です。「実際にどうなったか」を見せるのが一番の説得材料になります。
「鴻巣市 A様の事例」のように、写真付きでリンクがあるとクリック率は跳ね上がります。
人間心理として、「選択肢がないと選ばない」が、「選択肢がありすぎると選べない」という特性があります。
だからこそ、記事の終わり(フッター手前)には、この3つ程度の選択肢をポンと置いてあげるのです。
「良かったらお問い合わせください」と控えめに書くのではなく、「次はこれを見てください」と、堂々と案内板を立てることです。
これだけで、サイトからの離脱率は確実に下がります。
4. 「お問い合わせ」のハードルが高すぎる

「サイトも見た。サービス内容も分かった。事例も良さそうだ。」そこまで気持ちが高まったお客様を、最後の最後で逃しているケースがあります。
それが、「お問い合わせフォーム」のハードルが高すぎる問題です。
中小企業のサイトでよくあるのが、以下のような長いフォームです。
「お名前(必須)」
「フリガナ(必須)」
「住所(必須)」
「電話番号(必須)」
「メールアドレス(必須)」
「お問い合わせ種別(必須)」
「内容(必須)」
ここは一旦、お客様の心理になってみてください。
まだちょっと値段を聞きたいだけなのに、住所まで教えなきゃいけないの?
電話番号を入れたら、しつこく営業電話がかかってくるんじゃないの?
この「心理的な壁」が、最後の一歩を躊躇させます。
WEBマーケティングの世界にはEFO(Entry Form Optimization:入力フォーム最適化)という言葉があるくらい、ここは重要なポイントです。
フォームの項目を1つ減らすだけで、問い合わせ率が1.5倍になることも珍しくありません。
【改善策】「無料相談」や「LINE」という軽い出口を作る
出口(ゴール)を「ガチのお問い合わせ(お見積もり依頼)」一本に絞るのはやめましょう。
お客様の検討フェーズに合わせて、階段を作ってあげるのが親切です。
出口:資料請求、事例集ダウンロード、メルマガ登録
「営業されたくないけど情報は欲しい」人向けです。メールアドレスだけでOKにします。
出口:無料相談会、LINE相談、60分オンラインカウンセリング
特に中小企業におすすめなのが「無料相談」と「LINE」です。「見積もり」というと契約前提のような重さがありますが、「相談」なら「まずは話だけでも」とハードルが下がります。また、LINEなら「嫌ならブロックできる」という安心感があるため、メールフォームより圧倒的に登録されやすいです。
出口:来店予約、お見積もり依頼、電話
ここは従来のフォームでOKですが、項目は極限まで減らしましょう。「名前・電話・内容」の3つがあれば、ビジネスは始まります。住所などの詳細は、連絡を取ってから聞けばいいのです。
お客様がボタンを押すときの「心の重り」を取り除いてあげてください。
5. Googleマップ(MEO)を放置している

最後、5つ目のポイントは、サイトの中身ではありませんが、サイトの成果を大きく左右する「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」についてです。
「うちはホームページがあるから、マップなんて適当でいいよ」という方もいるかもしれませんが、Googleビジネスプロフィールは確実にやった方がいいです。
今、「歯医者 大宮」や「近くの工務店」とスマホで検索してみてください。
通常の検索結果(ホームページの一覧)よりも上に、「地図(Googleマップ)」と「お店のリスト」が表示されませんか?
これが現在の検索のスタンダードです。
ユーザーは、ホームページを見る前に、まず地図で「星の数(口コミ)」や「写真」を見て、そこで候補を絞り込んでから、初めてホームページに飛んでくるのです。
つまり、MEO(Map Engine Optimization:地図エンジンの最適化)対策をやっていない会社は、ホームページを見てもらう土俵にすら立てていない可能性があるのです。
マップの情報が
「口コミ0件」
「写真が外観の1枚だけ」
「営業時間が不明」
「悪い口コミが放置されている」
という状態だと、どう思われるでしょうか?
「この会社、本当にやってるのかな?」
「人気がなさそうだな……」
と、無言で選択肢から外されてしまいます。
【改善策】MEOは「第2のホームページ」。口コミを資産にする
実店舗があるビジネス(クリニック、整体、飲食店)はもちろん、工務店や士業、製造業であっても、地域に根ざしているならMEOは必須です。
やるべきことはシンプルです。
基本情報を完璧にする
住所、電話番号、営業時間、定休日を正確に入力してください。
写真を充実させる
外観、内観はもちろん、スタッフの笑顔、作業風景、商品の写真など、会社の「雰囲気」が伝わる写真を最低20枚はアップしましょう。「人間が見える」写真は信頼に直結します。
口コミを集める(最重要)
これが全てと言っても過言ではありません。既存のお客様に「Googleマップへの口コミ投稿をお願いできませんか?」と声をかけてください。
「良いサービスをして待っていれば、いつか口コミが入るだろう」というのは幻想です。満足したお客様ほど、わざわざ口コミは書きません(不満がある人ほど書きます)。だからこそ、「お願いする」という泥臭い活動が必要です。
QRコードを作ってチラシに載せる、会計時に一言添える、納品後のメールで依頼する。
やり方は何でも構いません。
「口コミを見て来ました」というお客様は、最初からあなたを信頼してくれている、最高のお客様(ファン)になります。
Web施策は集客数より利益につながるかが全て

ここまで、5つの「もったいないポイント(バケツの穴)」について解説してきました。
- 「地域名」を使ったニッチキーワードを狙う
- 記事からつなぐ「サービスページ」を作る
- 「次のアクション(関連記事・サービス・事例)」を置く
- お問い合わせのハードルを下げる
- Googleマップを整備する
これらに共通するのは、「検索順位を上げること」や「アクセス数を増やすこと」自体が目的ではないということです。
私たち合同会社ウェールが最も大切にしているのは、「アクセス数」よりも「利益」です。
いくらSEOで上位を取ってアクセスが月1万件あっても、
「対応できない遠方のエリアからの問い合わせばかり」
「価格競争に巻き込まれるような、相見積もり前提の比較客ばかり」
これでは、現場は疲弊し、利益は残りません。経営としては失敗です。
大切なのは、月100件のアクセスでもいいから、
「自社の価値を分かってくれる、地元の優良なお客様」に、「御社に頼みたい、という熱い状態で」出会うこと。
そのための手段として、SEO(検索対策)や構造設計、MEO(地図対策)があるのです。
まずは無料相談で、現状を整理して今後の打ち手を探しませんか?
言っていることは分かった。でも、ウチの会社の場合は具体的にどこから手を付ければいいの?
社内に詳しい担当者がいなくて、指示出しができない……
もしそう思われたなら、ぜひ一度、合同会社ウェールの「無料相談」をご利用ください。
私たちは、「ホームページ作りましょう」「SEOやりましょう」といきなり提案することはありません。
まずは、
「今、どんなお客様に来てほしいのか?」
「競合他社に負けない、御社だけの強み(現場のこだわり)は何か?」
「現状のサイトで、一番数字を落としている穴(ボトルネック)はどこか?」
を、経営者様と一緒に整理します。
その上で、
「御社の場合は、SEOよりも先にMEOをやった方が即効性がありますね」
「まずはこの3つの記事だけ直して、LINEへの導線を張りましょう」
といった、「最も少ない労力で、リターン(利益)が最大化する順番」をご提案します。
「何が正解か分からないまま、とりあえず広告費を払い続けている」そんな状態から抜け出し、Webで集客できる仕組みを作りませんか。
埼玉県内の中小企業の皆様、まずはお気軽にご相談ください。
御社のWeb集客が、ちゃんと「利益」という果実を生む木に育つよう、私たちが伴走いたします。


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